引越の挨拶を全くしないという人は、全体の4割ほどいるとも言われています。ただし、家族のいる世帯の引越では、入居時に7割近くの方が近所に挨拶をしているようです。
新しく引っ越して、家を購入するという場合には
挨拶をしないことによる不利益や悪い印象がついてしまう可能性があるため、
できる限り挨拶には行っておいた方が良いでしょう。
ただし、単身、特に女性の一人暮らしで入居の場合には、挨拶を控えた方が良いかもしれません。
女性専用のマンションやアパートであれば別かもしれませんが、
女性の一人暮らしということが周りに知れ渡ってしまって、良いことはあまり無いでしょう。
防犯上やめておいた方が良いかもしれません。
引越し先の新居で挨拶回りをする範囲は、
近隣住民と生活をしていく中で係わりが生まれる人とエリアです。
引越の挨拶をする場合には、マンションやアパートの場合自分の部屋の上下左右の部屋の方に、
一軒家の場合は自分の家の向かい側にある三軒の家と、左右二軒の隣家に挨拶に行きましょう。
一軒家で、地域のつながりが強い地域の場合は、
町内の自治会会長等も抑えておいた方が良い場合もあります。
マンションやアパートでは、大家さんが近くに住んでいれば挨拶に行くのが自然です。
退去の場合も、入居の場合も、引越作業の少し前のタイミングで行うと良いでしょう。
入居の際は、これからお世話になる旨、子供がいる場合は騒音等への配慮、
引越作業での騒音等への気遣いを主に伝えるのがスムーズです。
退去時は、これまでお世話になった旨と引越作業の騒音配慮を伝えておきましょう。
引越の挨拶で気になる手土産ですが、500円〜1000円程度の軽いものが良いと思います。
日持ちのするお菓子や、タオル、洗剤等が無難です。
ギフト選びは相手の好みがわからないため、貰った相手が困らないものを基準に選ぶと良いでしょう。
いろいろ考え始めると、引越しの挨拶が面倒に感じてしまうかもしれません。
しかし、最初に済ませておけば転居先でのご近所さんとも
円滑にコミュニケーションを始められて「挨拶してよかった!」と感じるはず。
自分と家族が新居で暮らしやすくなるためと前向きに考え、
挨拶に回ってみてはいかがでしょうか。
新生活をご近所との良いお付き合いの中で始められるように、
挨拶する際の参考にしてください。
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