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戸建てにする?マンションにする?それぞれの違いと比較ポイント

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カテゴリ:不動産購入

戸建てとマンション



これからマイホームを購入する方の中には、一戸建てとマンションのどちらにすべきか頭を悩ませている方もいるでしょう。


一戸建てにもマンションにも、それぞれの魅力的な点が多数あります。


今回は、一戸建てとマンションの特徴・ポイントについて、比較しながら紹介します。






一戸建てとマンションの種類について



マイホームの購入といっても、一戸建てやマンションの中でもそれぞれ種類があり、特徴も異なります。


一戸建て住宅とマンションの種類は、以下の6つに分類されます。

 

【種類】

・建売住宅

・注文住宅

・中古一戸建て

・建築条件付き売地

・新築マンション

・中古マンション

■建売住宅


建売住宅とは、土地と建物がセットになって販売されている住宅のことで、すでに間取りやデザインが決まっていることがほとんどです。

注文住宅に比べると比較的、手の届きやすい価格帯が多い傾向があります。

 

■注文住宅


注文住宅とは、間取りや材質、デザインなどを自由に決めることができる住宅のことです。

土地は別途購入が必要で、注文者が決めたハウスメーカーや工務店に家を建ててもらいます。

自由度が高い分、注文者の要望が反映しやすく、コストは一戸建てのなかでも高くなる傾向があります。

 

■中古一戸建て


新築にこだわらなければ、中古の一戸建てを購入する選択肢があります。
中古の一戸建てを安く購入してリフォームをする選択肢もございます。
ただし、中古物件は築年数によっては耐震性能が十分ではない可能性があるため、補強工事などで費用がかさむ可能性があります。
保証の面でも新築一戸建てと保証年数や内容が異なります。

■建築条件付き売地


建物条件付き土地とは、決められた施工会社に依頼して家を建てる契約を結ぶ土地のことです。

土地購入後は指定の施工会社と契約することが条件ですが、土地の価格が安く設定されているケースが多くあります。

それぞれの物件にもよりますが、施工会社が決まっている分、間取りや設計が自由に決められない可能性はありますが、建築までの段取りが進みやすいことが特徴です。

 

■新築マンション


新築マンションは現行の耐震基準を満たして建てられています。

住宅ローンは金利や借入期間が中古マンションよりも良い条件で借りやすく、税制上の優遇措置を受けやすいことが魅力です。

しかし、価格は高く、住むまで内部を見ることができないケースなどもあります。

 

■中古マンション


中古マンションは築年数が経過した分、購入費用を抑えることができます。

居住者や管理体制がチェックしやすく、リフォームが可能な物件もあるので間取りの変更が可能です。





一戸建てとマンションのメリット・デメリットとは?


一戸建てとマンション




それではまず、一戸建て・マンションを購入するメリットとデメリットのそれぞれについて比較していきましょう。

 

一戸建てのメリットとデメリット


一戸建てのメリットはマンションよりも広いスペースがあり、収納スペースにもゆとりを持ちやすい点です。

四方に窓を設ければ換気がしやすく、最新設備を導入しやすい点も魅力です。

また、マンションでは隣人などの生活音が気になることがありますが、多くの一戸建ては隣家と距離があるため、気兼ねなく生活できるでしょう。

 

一戸建てのデメリットは、地域によっては価格が高く、マンションよりもスペースが広い分、維持管理が大変なこと、防犯上のリスクがあることなどが挙げられます。

建売住宅や中古一戸建ては駅から距離がある場所にあることが多く、急な引越しなどで売却する場合は、売り手がなかなか見つからない可能性があります。

平屋ではなく2階建て以上の住宅の場合は、階段の移動に苦労することも考えられるでしょう。


マンションのメリットとデメリット


マンションのメリットは、一戸建てよりも利便性が高い点が挙げられます。

高層マンションであれば近くにショッピングセンターなどの大型施設がある可能性も高く、なかにはジムやテレワーク用のワーキングスペースを設けているタイプもあります。

 

新築マンションであれば将来売却や賃貸がしやすく、セキュリティが充実しているので犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。

室内はフラットで移動も楽なので、老後も安心して暮らせるでしょう。

 

一方、マンションのデメリットは上下や左右が他の住戸と隣接しているため、生活音などの音のトラブルが発生しやすい点です。防音対策が万全であれば問題ないですが、近隣への配慮は欠かせないでしょう。

駐車場は有料で、管理費や修繕積立金などの維持費も発生します。

もし、費用面で一戸建てとマンションを比較するのであれば、シミュレーションなどをしてじっくり検討することが大切です。





一戸建てとマンションの相場と費用


相場と費用



住宅購入でも重要なポイントとなるのが、販売価格です。

2020年度の「フラット35利用者調査」(住宅金融支援機構)によると、住宅購入における全国平均の総費用価格・住宅面積は、以下の結果になっています。

 

土地付き注文住宅 4,397万円(住宅面積111.1m2

土地なし注文住宅 3,534万円(住宅面積1254.4m2

建売住宅 3,495万円(住宅面積101.1m2

中古一戸建て 2,480万円(住宅面積113.2m2

 

家を建てるエリアや構造・設備・ハウスメーカーなどによって違いはありますが、一戸建てを購入する際の目安にするといいでしょう。

 

マンションの販売価格の全国平均は?


一方、マンションの販売価格は、同調査によると全国平均の総費用価格・住宅面積は以下となります。

新築マンション 4,545万円(住宅面積66.2m2

中古マンション 2,971万円(住宅面積67.9m2

 

新築マンションの購入価格の全国平均は、土地付きの注文住宅の価格よりも高くなっています。

一方で、住宅面積の全国平均はマンションの方が一戸建ての2分の1ほどの広さです。

エリアや周辺環境などの条件にはよるものの、広さよりも利便性や資産価値をより重視する人がマンションを選ぶ傾向にあるといえるでしょう。


どちらにも共通してかかる費用


戸建てとマンションの購入時に共通してかかる費用としては以下の項目があげられます。

 

【取得時にかかる費用】

・契約書の印紙

・登記費用

・火災保険料

・融資手数料(住宅ローンを利用する場合)

・担保設定費用(住宅ローンを利用する場合)


【購入後にかかる費用】

・固定資産税

・都市計画税

・不動産取得税

・メンテナンス費用

 

戸建て住宅・マンションごとに発生する費用

 

【おもに戸建て住宅にかかる費用】

注文住宅の場合は、「建物が完成したタイミング」で初めて住宅ローンの融資が実行されます。そのため、着工金や上棟金といった完成前に発生する代金は、手持ち資金で支払うか、つなぎ融資を受けて立て替えるかのどちらかを選択する必要があるのです。

 

つなぎ融資を利用する場合には、住宅ローンとは別に利息や諸費用が必要となります。


【おもにマンションにかかる費用】

マンションの場合は、管理費が毎月発生します。

また、車や自転車を所有していれば駐車場代や駐輪場代も必要です。

具体的な金額はマンションごとに異なり、管理内容や総戸数によって決められているため、似ている物件と条件を比較してみるのも1つです。

 

また、マンションの場合は居住部分とは別に、共用部分の修繕積立金も必要となります。こちらも毎月支払いを続けるものであるため、居住年数からトータルコストを計算しておくことが重要です。

見落としがちですが、修繕積立金で修繕するのは共有部分になるので居住部分のメンテナンスにかかる費用は別途用意しておく必要があります。


マンションの場合は、戸建て住宅と異なって毎月かかる費用が多いので、月々の支払い計画をしっかりと立てておくと良いでしょう。



一戸建てとマンションの購入時にチェックすべきポイントは?




マイホームは土地や建物の資産価値が高いほど売りやすいというメリットがあります。一戸建てやマンションを購入する際に重要なポイントは、敷地条件と建物の性能です。


一戸建ての場合、ある程度築年数が経過しても土地の価値は残ります。周辺環境と利便性のよさ、最寄り駅のアクセスなど、立地条件を重視した住宅選びは、購入時にぜひチェックしたいポイントです。特にマンションは、立地や利便性のよさが資産価値にも影響します。

 

建物は必要な維持管理と修繕を行うことで、建物の寿命を延ばすことが可能です。長期優良住宅は建物の価値を維持しやすいので、資産価値の高さという意味ではメリットといえます。

 

マンションの建物の性能は新しいことが重視されがちですが、管理体制も重要です。管理体制がしっかりしていれば売却のしやすさでは有利になります。

 

いつか誰かに売るという選択肢がくることを想定し、売却価値や収益価値という視点を持って住宅選びをするのも重要なポイントです。



まとめポイント    


まとめポイント!
ポイント1

戸建てとマンション、資産価値やランニングコストなどそれぞれの特徴を把握しておきましょう!

ポイント2

物件価格の相場やその他の費用にも大きな違いがあります!エリアに詳しい不動産会社選びも重要なポイント!



ポイント3

ライフスタイルや価値観に合った住宅を選択しよう!





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